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※澤夏さんより頂きました
※セドビス小説
つづきから御覧頂けます
澤夏さんに敬礼っ！
※セドビス小説
つづきから御覧頂けます
澤夏さんに敬礼っ！
Would you like say that again?
『大好きです。先輩』
あれは…本心なのか、酒のせいなのか。
本人に聞いても「知らない」の一点張りでさ。
２人はいつも通り、診察室に籠もっていた。
セドはお馴染みの赤いソファにうつ伏せになっている。
ビスは、その隣にあるデスクの上に、直接座っていた。
「なあビス、マジで覚えてないの？」
「おっ覚えてないですよ！」
「ふーん…」
どーもなあ…動揺が見られる感じで。
実は覚えてんじゃないの？ビス君。
なあ、お前の俺に対する気持ちってのは、酒の力を借りなきゃ言えないぐらい、弱いものなのか？
そうだとしたら…
「ちょーっとヘコんじゃうな、俺」
俺だったら、あのピンクのドレスを着た姫君が居るあの城の前でも、大声で言える。公言出来るよ。
『好きだ！』って。
ビスの方を、ちょっと不機嫌な顔で見つめる。途端に俯いて、
「すいません…」
これだよ。
あーあ、可愛いな全く。
そのシュンとした顔とか、目つきとか、俺のドツボで。
俺の頭の中、覗いて作られたんじゃないかってくらい。
「許してやるよ。かわりに「……やらないです…よ？」
消え入るような声でセドの言葉を遮った。
「なんで？」
「だってあの………は、恥ずかしい……から、です…」
ビスの顔が、可哀想なくらいに赤くなった。そんな顔も可愛いんだなコレが。
「んん……じゃ、酒飲もう。異論は認めないぜ？」
「先輩……う～……しょうがないですね」
ちょっと押してやるだけでコレだ。
「今日は…なっかなか酔わないな」
「酔っ払うわけにはいかないですから！」
もうグラスに５杯は呑んだ。
セドは余裕だ。
彼は、ソファの上で身を起こし、座って呑んでいる。
ビスもまだ意識をちゃんと持っているらしいが、顔が真っ赤で、目がとろんとしてきている。
が、座っていたら眠ってしまうのではないか、という心配をしているのか、そうではないのか。
ビスは、立って呑んでいる。
「ふん…その顔、」
セドは立ち上がってグラスから口を離し、ビスの唇に重ねた。
「ふぁ、」という声が漏れた。
「んっ、ビスぅ」
「あっ、…先輩ぃ、んふぁ、」
セドは、積極的に舌を絡ませる。
ビスもそれに答えるように、一生懸命に舌を動かす。
長い長い、濃い時間が過ぎた。
セドは口を離した。
ビスはとうとう立っていられなくなって、床にぺたんと座ってしまった。
「……まだ酔わないのか？」
セドはしゃがんで、ビスと目を合わせるように、顔を覗き込んだ。
そして、半ば呆れたように言った。
ビスの目は涙で潤んで、顔と同じく赤くなっている。
可愛いな……もう。
「………先輩…」
「ん？」
ビスが声を掛けてきた。
彼は、セドの肩に腕を回した。
耳元に口を持ってくる。
「先輩」
もう一度呼ばれた。
「なんだ」
一回、息を吸う音がした。
『先輩、大好きです』
あー…。
お前、これはちょっと反則だろうが。
俺、酔っ払ったみたいだ。
「頭…痛い」
「気ー持ち悪ー……」
酒をいつもの倍以上呑んだため、次の日はひどい二日酔いになってしまった。
こんなにひどいのは久しぶりだ。
「ビス」
「はい？」
「もっかい言って」
「え？」
「いいから」
また顔が熱くなる。
なんで先輩、そんなにかっこいいんですか。
「･･････大、好きです」
目の前の先輩は、ただ微笑んだだけだった。
「あぁー！恥ずかしいですよ先輩！なんのプレイですか！ていうか・・・先輩ばかりズルイじゃないですか！」
「え？何で？」
恥ずかしくて居た堪れなくなって、俯いて顔を手で覆う。
「お、俺にだけ気持ちを伝えさせて･･･。俺･･･先輩の気持ちも知りたいです」
先輩はフッと笑って、耳元に口を寄せた。
「大好きに決まってんだろ。馬鹿ビス」
だ、駄目だ俺。ウブすぎて。
今の俺の顔、見せられないよ絶対。
早く自慢の逃げ足で逃げてやりたい。
end
(^q^)←
なにこれ萌えるｖｖｖｖｖ本家半端無いﾆﾔﾆﾔが止まらないｖｖｖｖｖ
もしも呼吸困難で死んだらセドビスのせいｄ（ｒｙｒｙｒｙ
澤夏さんありがとうございました！
『大好きです。先輩』
あれは…本心なのか、酒のせいなのか。
本人に聞いても「知らない」の一点張りでさ。
２人はいつも通り、診察室に籠もっていた。
セドはお馴染みの赤いソファにうつ伏せになっている。
ビスは、その隣にあるデスクの上に、直接座っていた。
「なあビス、マジで覚えてないの？」
「おっ覚えてないですよ！」
「ふーん…」
どーもなあ…動揺が見られる感じで。
実は覚えてんじゃないの？ビス君。
なあ、お前の俺に対する気持ちってのは、酒の力を借りなきゃ言えないぐらい、弱いものなのか？
そうだとしたら…
「ちょーっとヘコんじゃうな、俺」
俺だったら、あのピンクのドレスを着た姫君が居るあの城の前でも、大声で言える。公言出来るよ。
『好きだ！』って。
ビスの方を、ちょっと不機嫌な顔で見つめる。途端に俯いて、
「すいません…」
これだよ。
あーあ、可愛いな全く。
そのシュンとした顔とか、目つきとか、俺のドツボで。
俺の頭の中、覗いて作られたんじゃないかってくらい。
「許してやるよ。かわりに「……やらないです…よ？」
消え入るような声でセドの言葉を遮った。
「なんで？」
「だってあの………は、恥ずかしい……から、です…」
ビスの顔が、可哀想なくらいに赤くなった。そんな顔も可愛いんだなコレが。
「んん……じゃ、酒飲もう。異論は認めないぜ？」
「先輩……う～……しょうがないですね」
ちょっと押してやるだけでコレだ。
「今日は…なっかなか酔わないな」
「酔っ払うわけにはいかないですから！」
もうグラスに５杯は呑んだ。
セドは余裕だ。
彼は、ソファの上で身を起こし、座って呑んでいる。
ビスもまだ意識をちゃんと持っているらしいが、顔が真っ赤で、目がとろんとしてきている。
が、座っていたら眠ってしまうのではないか、という心配をしているのか、そうではないのか。
ビスは、立って呑んでいる。
「ふん…その顔、」
セドは立ち上がってグラスから口を離し、ビスの唇に重ねた。
「ふぁ、」という声が漏れた。
「んっ、ビスぅ」
「あっ、…先輩ぃ、んふぁ、」
セドは、積極的に舌を絡ませる。
ビスもそれに答えるように、一生懸命に舌を動かす。
長い長い、濃い時間が過ぎた。
セドは口を離した。
ビスはとうとう立っていられなくなって、床にぺたんと座ってしまった。
「……まだ酔わないのか？」
セドはしゃがんで、ビスと目を合わせるように、顔を覗き込んだ。
そして、半ば呆れたように言った。
ビスの目は涙で潤んで、顔と同じく赤くなっている。
可愛いな……もう。
「………先輩…」
「ん？」
ビスが声を掛けてきた。
彼は、セドの肩に腕を回した。
耳元に口を持ってくる。
「先輩」
もう一度呼ばれた。
「なんだ」
一回、息を吸う音がした。
『先輩、大好きです』
あー…。
お前、これはちょっと反則だろうが。
俺、酔っ払ったみたいだ。
「頭…痛い」
「気ー持ち悪ー……」
酒をいつもの倍以上呑んだため、次の日はひどい二日酔いになってしまった。
こんなにひどいのは久しぶりだ。
「ビス」
「はい？」
「もっかい言って」
「え？」
「いいから」
また顔が熱くなる。
なんで先輩、そんなにかっこいいんですか。
「･･････大、好きです」
目の前の先輩は、ただ微笑んだだけだった。
「あぁー！恥ずかしいですよ先輩！なんのプレイですか！ていうか・・・先輩ばかりズルイじゃないですか！」
「え？何で？」
恥ずかしくて居た堪れなくなって、俯いて顔を手で覆う。
「お、俺にだけ気持ちを伝えさせて･･･。俺･･･先輩の気持ちも知りたいです」
先輩はフッと笑って、耳元に口を寄せた。
「大好きに決まってんだろ。馬鹿ビス」
だ、駄目だ俺。ウブすぎて。
今の俺の顔、見せられないよ絶対。
早く自慢の逃げ足で逃げてやりたい。
end
(^q^)←
なにこれ萌えるｖｖｖｖｖ本家半端無いﾆﾔﾆﾔが止まらないｖｖｖｖｖ
もしも呼吸困難で死んだらセドビスのせいｄ（ｒｙｒｙｒｙ
澤夏さんありがとうございました！
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